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浄妙寺 特別参拝

2月15日は、涅槃会(ねはんえ)。
釈尊が入滅したとされる日で、法要が行われる。

その前日14日に、鎌倉十三仏詣実行委員会主催の浄妙寺特別参拝に参加。
浄妙寺 特別参拝_e0182674_2132665.jpg

通常は、壇家でも見る機会が少ない「涅槃図」を拝観させていただいた。
江戸初期のものとされているが、非常に保存状態が良い。
沙羅双樹の枝にかかる袋は、釈尊の母が天上から投げた薬がひっかかったもので、「投薬」の語源でもあるという解説などもしていただいた。

本尊の釈迦如来像は、修復中のため、代わりに阿弥陀如来像を拝観出来た。
浄妙寺が、極楽寺という密教の寺院だった頃の像とされている。

鎌倉33観音霊場として信仰される聖観音菩薩像、婦人病、子宝に御利益があるという淡島大明神像を拝観した後は、本堂後方の収蔵庫で、退耕行勇像(南北朝時代作/重要文化財)、三宝荒神像(室町時代作)、藤原鎌足像(江戸時代作)、伽藍神像(1731年作)を特別に拝観。



浄妙寺 特別参拝_e0182674_2133178.jpg山号寺号:稲荷山 浄妙寺 (とうかさん じょうみょうじ)
宗派:臨済宗 建長寺派
創建:文治4年(1188年)
開山:退耕行勇 (たいこう ぎょうゆう)
開基:足利義兼 (あしかが よしかね) (源頼朝の従兄弟)
本尊:釈迦如来

住所:神奈川県鎌倉市浄明寺3丁目8-31
交通:鎌倉駅 /浄明寺バス停
拝観時間:9:00-16:30
拝観料:100円
by tappee | 2011-02-14 21:36 | 神社寺院 (神奈川) | Trackback | Comments(0)

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