有鹿神社 【延喜式内社】
2012年 01月 08日
『有鹿神社略記』より
「相模国の中原(ちゅうげん)に位置する有鹿郷(現在の海老名市)の誕生と発展を物語る総産土神(そううぶすながみ)であり、神奈川県で最古の神社である。 太古の昔、相模の大地は海底にあったが、次第に隆起し、森林を中心とした緑なす大地が形成された。縄文の頃より、有鹿谷にある豊かな泉は、水神として、人々の信仰の対象となった。この泉の流れ落ちる鳩川に沿って、農耕生活が発展し、有鹿郷という楽園が成立した。この郷の水田(海老名耕地)における農耕の豊饒と安全を祈って、「水引祭」が起こり、有鹿神社はご創建されるに至った。」
「有鹿比古命は、男神の太陽神であり、また、有鹿比女命は、女神の水神である。これらを合わせると火水(カミ)であり、人々は「有鹿大明神」と称え、親しみを込めて、「お有鹿様」と申し上げる。お有鹿様は、有鹿郷を中心とする相模の大地の上にあらゆる生命(イノチ)を生み出し、その生育・発展をあまねく守護する。この大地に水を注ぎ、光を与え、豊かな稔りをもたらし、人々の生活と農業を始めとする産業を守護する。」
本宮 (ほんみや)
有鹿の井戸
中宮 (なかのみや)・有鹿の池
「この池の底から発見された霊石を井戸で洗い清めて、神社のご神体としたり、また、有鹿比女命が井戸の水で化粧をし、池の水面で姿見をされた、という伝承がある。」
奥宮 (おくのみや)
相模原市南区磯部の勝坂にある「有鹿谷」に鎮座。
この近くで清水が湧き出ていて、鳩川に流れている。
(2011年8月13日参拝)
勝坂遺跡 (かっさかいせき) の復元された竪穴住居
有鹿谷の東側の丘陵「有鹿台」にある縄文中期(約5,000年前)の大集落跡。
鳩川は、本宮の裏手で相模川に合流している。
遠方の山は、大山。
今でも水田が残る海老名
(2011年8月13日撮影)
神社名:有鹿神社 (あるかじんじゃ)
祭神:(本宮) 有鹿比古命 (あるかひこのみこと/男神の太陽神)
(奥宮) 有鹿比女命 (あるかひめのみこと/女神の水神)
(中宮) 有鹿比古命、有鹿比女命
境内社:日枝社・稲荷社・諏訪社 (相殿)、有鹿天神社
摂社:三王三柱神社、神武社
鎮座地:神奈川県海老名市上郷1丁目4-41
神社本部:神奈川県海老名市大谷南2丁目3-18 (御蔭大社)
「相模国の中原(ちゅうげん)に位置する有鹿郷(現在の海老名市)の誕生と発展を物語る総産土神(そううぶすながみ)であり、神奈川県で最古の神社である。 太古の昔、相模の大地は海底にあったが、次第に隆起し、森林を中心とした緑なす大地が形成された。縄文の頃より、有鹿谷にある豊かな泉は、水神として、人々の信仰の対象となった。この泉の流れ落ちる鳩川に沿って、農耕生活が発展し、有鹿郷という楽園が成立した。この郷の水田(海老名耕地)における農耕の豊饒と安全を祈って、「水引祭」が起こり、有鹿神社はご創建されるに至った。」
「有鹿比古命は、男神の太陽神であり、また、有鹿比女命は、女神の水神である。これらを合わせると火水(カミ)であり、人々は「有鹿大明神」と称え、親しみを込めて、「お有鹿様」と申し上げる。お有鹿様は、有鹿郷を中心とする相模の大地の上にあらゆる生命(イノチ)を生み出し、その生育・発展をあまねく守護する。この大地に水を注ぎ、光を与え、豊かな稔りをもたらし、人々の生活と農業を始めとする産業を守護する。」
本宮 (ほんみや)
有鹿の井戸
中宮 (なかのみや)・有鹿の池
「この池の底から発見された霊石を井戸で洗い清めて、神社のご神体としたり、また、有鹿比女命が井戸の水で化粧をし、池の水面で姿見をされた、という伝承がある。」
奥宮 (おくのみや)
相模原市南区磯部の勝坂にある「有鹿谷」に鎮座。
この近くで清水が湧き出ていて、鳩川に流れている。
(2011年8月13日参拝)
勝坂遺跡 (かっさかいせき) の復元された竪穴住居
有鹿谷の東側の丘陵「有鹿台」にある縄文中期(約5,000年前)の大集落跡。
鳩川は、本宮の裏手で相模川に合流している。
遠方の山は、大山。
今でも水田が残る海老名
(2011年8月13日撮影)
神社名:有鹿神社 (あるかじんじゃ)
祭神:(本宮) 有鹿比古命 (あるかひこのみこと/男神の太陽神)
(奥宮) 有鹿比女命 (あるかひめのみこと/女神の水神)
(中宮) 有鹿比古命、有鹿比女命
境内社:日枝社・稲荷社・諏訪社 (相殿)、有鹿天神社
摂社:三王三柱神社、神武社
鎮座地:神奈川県海老名市上郷1丁目4-41
神社本部:神奈川県海老名市大谷南2丁目3-18 (御蔭大社)
by tappee
| 2012-01-08 21:18
| 神社寺院 (神奈川)
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