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古酒 琉球GOLD 30度

古酒 琉球GOLD 30度_e0182674_823245.jpg高級感のある18角形の黒いボトルを開封すると、ほんのりと甘い香りがする。

瓶に閉じ込められた泡盛は、最初の開封で、ツンと臭いがすることがある。
それは品質の問題は全く無く、しばらく空気に触れさせてから飲むのが良い。
しかし、この「古酒 琉球GOLD 30度」は、口に含まなくても、まずは鼻で味わうことが出来る。
開封直後でも香りが良い。

ロックで飲んでみると、適度な濃厚さで、余韻は長過ぎず、短過ぎず、バランスの良さを感じる。

泡盛と水、1対1で割って口に含むと、すっきり感の中にも古酒(クース)のまろやかな旨みを楽しむことが出来る。


古酒(クース)とは、3年以上熟成させた泡盛が、全量の50%以上という定義がある。
年数を表記する場合は、100%でなければならない。
5年熟成と7年熟成をブレンドした場合は、5年古酒と表記出来るが、7年とは表記出来ない。

「古酒 琉球GOLD 30度」は、年数表記が無いので、3年熟成酒が100%か、3年未満の一般酒(新酒)をブレンドしていると思われる。
しかし、古酒としての味わい、香味は申し分ない。
だから、ハレの日に飲む贅沢な古酒ではなく、日常飲みに相応しい、チョット贅沢な泡盛と言える。


イングランドで開催されているIWSC (インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)というものがある。
モンドセレクションは、食品の製造技術、品質を重視しているが、IWSCは、ワインとスピリッツの味覚と品質を審査する。

沖縄で現存する最古の酒蔵、新里酒造の「古酒 琉球GOLD 30度」は、Silver (Best in Class) 2011 (2011年 最高銀賞)を受賞している。
品質だけでなく、味も世界的に通用することを証明された泡盛なのだ。


今週末、沖縄は旧盆、来週は全島エイサー大会と、エイサー見学で沖縄市を訪れる人も多いことだろう。
エイサー太鼓をBGMに飲むのが、旨いんだな。

(旧盆中は休む飲食店があるのでご注意を。備長家は、9月1日お盆休みです。)



古酒 琉球GOLD 30度_e0182674_8242843.jpg【閉業】炭火やきとり 備長家 (びんちょーやー)
住所:沖縄市園田1丁目15-27
電話:098-930-3003
営業時間:17:00-L.C.24:00
定休:日曜

店主は、沖縄市内で『民宿さざんか』を営んでいます。

by tappee | 2012-08-29 08:26 | 命薬 (グルメ沖縄) | Trackback | Comments(0)

漫画とは関係ありません。グルメ・音楽・心の旅について独り言と写真。


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